2006-10-30 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
その生徒達もかわいそうだけれども、一方で、ほかの子供たちはちゃんと学習指導要領に基づいて必要な授業時間を受けて、そして受験をする子供もいっぱいいるわけです。この子たちも、大臣がおっしゃるように、これは不公平感を味わったら本当に気の毒なんです。
その生徒達もかわいそうだけれども、一方で、ほかの子供たちはちゃんと学習指導要領に基づいて必要な授業時間を受けて、そして受験をする子供もいっぱいいるわけです。この子たちも、大臣がおっしゃるように、これは不公平感を味わったら本当に気の毒なんです。
それで、事実確認といいますか、その中に最初何と書いてあるかというと、「アジア学科とは、アメリカ(セントジョーンズ大学)、中国(北京師範大学)、などの各諸国にある名門大学を卒業した生徒達の中から、優良な生徒を抜擢し、東都六大学をはじめ、国士舘大学を筆頭に、日本の伝統文化(江戸文化)、習慣、行事などの研究を目的とした学科であります。」
二、陵東中学校が、本件テーマ劇の上演を中止する前記措置を取ったことは、生徒達の表現の自由を侵害するものであり、その制約の理由及び手段においても、教育上の正当性を見出すことはできない。
そのほかちょっと申し上げにくいことまであるわけでございまして、「このような中で、同学園に学ぶ生徒達はこれらシゴキやリンチに耐えきれず、「学園をやめたい」「家に帰りたい」などと父母に訴えると、教員らは「それは家に帰りたいために子供がいつもつかう口実だ。」「暴力事件はない。」「親はその手に乗ったらダメだ。」
そしてその中で私がちょっと気になりますのは、「〃海原学校〃の生徒達がどういう扱いを受けるのか、も心配である。」という御表現が、その後で、御返事をするまでに一時間でお迷いになっておるときにそういう心配をした。あるいはそのほかの記述にも同じようなことが出てくるのであります。
(3)三年の先生方の反対を押し切って、「役得」だと言って修学旅行の下見に行った校長(学年主任と、もう一人、男か女か誰か秘密にしている者、計三名)は比叡山の入場料があることもわからぬまま帰り、当日生徒達は入ることが出来なくなってしまった。下見の報告もしていません。公費で何をして来たのか。そのうえ皆さんから、わけのわからない金を集めはじめました。
しかも、生徒達の多くは職場から直接夕食もとらないで学校へかけつけて、勉強し、帰宅後十時、十一時というおそい時刻に食事をしているのが実際でありまして、このような状況が発育途上にある生徒達の健康上誠に悪い影響をもたらすものであることは、きわめて明瞭でありまして、給食の実施はこれら生徒、及び関係父兄、教師より切実に要望されているところであります。
又この頃私共が受取りました、是非公聽会に行つて、こういうことも一つ申上げて頂きたいということを手紙を添えて参りましたのには、浦和の中学において二十二歳になる先生が、生徒達に燒酎を飮ませた、宿直室において。ということがあつたそうであります。かくのごときことは、その先生自身もこれは本法の中に入れるべき年齡の、二十二歳であります。
又これと共に、そこに学んでおりますところの生徒達の間におきましては、学資の不足から最近はアルバイト生活に追いやられておる、そのアルバイトも現在におきましては失業者が非常に殖えておるので、その圧迫によつてこれを続けて行くことができない、こういうような態勢になつております。これに対して育英資金はどうかと言いますと、育英資金は非常に少い。
そうしてそのために学問の自由、生徒達の民主化に対する一つの情熱、自主性、こういうものが奪われるとしたら、実にこれは重大なる問題と私は言わなければならないのであります。その例は單に教育法案の狭い枠内だけで我々はものを考えることはできない。もつと少くとも日本の政治に関與しておる者の立場から考えましたならば、もつと大きな問題とも関連して、視野を拡大して考えなければならない。
一方又、この生徒達は、学習するところの参考書が手に入らん、新聞は三日くらい遅れなければ来ない。全く文化から置去られておる。従いまして青年は、この土地に土着するというふうなことが、なかなか気持が出て来ない。直ぐ他に転出してしまうという状態であつたのであります。こういうふうな感想を我々は聞きました。
御承知のように現在の学生の、殊に大学高專の生徒達の状態を見ますというと、これは殆んど八五%から九〇%の生徒達が、生徒不安の中に立つて、そうして今日の授業を受けておるというような状態であります。
國民の意思は更にかような人々のみならず父兄會、教員組合又生徒達その他一般の輿論も強くこれを要望いたしておるのでありますけれども、而もこの豫算が、私共最善の努力をいたしましたが、これは單に私だけではなく、新らしい内閣の總理初め、あらゆる努力をいたしましたけれども、財源について十分なところが得られませんので、遺憾ながら追加豫算には組み入れることができなかつたのであります。
文部省は早くもこれを各府縣に割當てておるようでありまするが、先般私が私の出身地である大阪方面の情勢を聞きますと、新制中學校におきましては、到底これでは校舍が賄えない、いろいろな設備ができないというので、願わしいことでないと私は思うのでありまするけれども、そこに入學いたしております新らしい生徒達の保護者が、それぞれ一口何百圓という寄附を仰せ付かつておる。
農山漁村に至りましてはこういうことはできないので、若し眞実に教育愛というものがなかつたならば、疾うに今の生徒達は更に更に惡化しておつたに違いないと思うのであります。一体かくのごとく生徒も教師も努力に努力を重ねておるにも拘わらず、日に日に困憊の極に達した結果、兒童は学習に対して興味を失なつて、教員は教育再建の熱意を鈍くする結果となつて來るのであります。